声優セリフ集【男性ボイスサンプル：褒める】オーディション台本練習用

その、まだ君に褒められたのが信じられなくって。

その、ありがとう。君に褒められて嬉しかったよ。

自分がした事を褒められるのって、こんなに嬉しい事なんだね。

なんだか、恥ずかしいや。

えぇ！？僕の事をよく見てるって！？

えと、それはどういう意味なのかな？

ご、ごめん！今のは忘れて！

俺を褒めるためだけに呼び止めたのか？

はぁ、まったく呆れたものだな。そんな事に時間を使ってないで、もっと有効に時間を使った方がいいぞ。

いいか？お前の時間はお前だけのものだ。

それを俺に「偉いね」などと伝えるために使うなんて、損しているぞ？

ん？迷惑だったかって？

馬鹿かお前は、迷惑なわけないだろ。

俺にそんな言葉もったいないよ！

だって、君はクラスの人気者なんだよ？

他の男子を差し置いて、俺が君に褒められたなんて知れ渡ったら

えぇ！？迷惑なんかじゃないよ！

むしろ、嬉し過ぎて今にも踊りだしそうなくらいさ！って、俺は何を言ってるんだぁああ！？

急に話しかけられた時はどうしたのかなって思ったけど、まさか君が僕を褒めてくれるなんてね。

ふふっ、そりゃ驚くよ。

だってさ、僕っていつも君に怒られてばかりじゃないか。

え？それは僕が思った事ばかり口にしてるからだって？

今更、正直な性格を治すことなんてできないよ。

でも、嬉しいもんだね。

はぁ？もっと素直に喜べって？

冗談はやめてくれ。

第一、褒めてくれなんて頼んでねぇだろ？

おい、そんなしょげた顔すんなよ。

まるで俺が悪いみたいじゃねぇか。

素直になれる訳ねぇだろ。

べっ、別に何も言ってねぇっての！

お前の空耳だ！

え？どうして僕だけあんなやり方をしてたかって？

僕は、慣れたやり方でやってただけだよ。

昔からずっとそうなんだ。

違う方法を試そうとしても失敗が怖くなって、結局いつもと同じやり方になっちゃう。

変化を恐れてるようだって？

ははっ、そうかもしれないな。

ん？俺の発想は革新的だったかい？

よくぞ気が付いてくれた！

君は人を見る目があるよ。

俺は新しい事に挑戦するのが大好きな性分でね？

だから、頭の中で思い付いた事は試してみたくなるんだよ。

それが今回、結果に繋がったってだけの話さ。

どうした？何か悩み事でもあるのか？

なら、俺に相談するといい。

それに、あのまま放って置く訳にもいかなかったからな。

そうだなぁ、その時、その場にいたのが俺だったってだけで、他の人がいれば同じように行動したんじゃないか？

ん？でもやっぱりすごいって？

ははっ、褒めても何も出ないぞ？

え？困った時に助けてほしいって？

はぁ。君さ、俺のやり方が正攻法じゃないって理解してんの？

傍から見れば邪道だぞ？

だから、俺は君に褒められる資格なんてないんだよ。

結果として解決はしてるけど、過程は見れたもんじゃないんだからな。

おい、その『私だけは理解してる』って顔やめてくれ。

次の挑戦の励みになるよ。

とても嬉しそうに見える？

うん、そうだね。たぶん、今まで勉強してきた事がこういう形で成功したからかな。

それにね、僕は自分が積み重ねてきた知識や経験で何かに挑戦する事が好きなんだと思う。

え？すごい効率的だったって？

そうかなぁ～、僕はただ面倒くさいのが嫌だから、楽な方を選んでいっただけなんだけど。

大変なのって、疲れるじゃん？

だから、僕は早く終わる方法を考えて、サクッと終わらせてからゆっくり休む事にしてるんだよね。

それがすごいって？